大きなお土産

今日はアルバイトの面接に行きました。

研修中は無給だったので、いくら就農準備中とはいえ、お金が出ていく一方はつらい。これから週末農業大学にも通うし…。

食のことをもっと見直したくて農業に関心を持ったので、食のことはこれからも関わっていきたく、前からお世話になっていた食関係の会社に声をかけていただき、お話をしに。

まずは今、自分がどこを目指していて、それのためにどんなことをしていて、今後どんなことをしていく予定なのか。

その上で、どうしてそこで働きたいのか。という話。

 

現時点では

「少量多品種で、今まで市場にはあまり流通していない、珍しく、美味しく、食べたり、料理をした時にワクワクするようないちじくとその体験が実際に出来る農園作りをしたい。」

そのために、

「①いちじくの品種の調査と生産地域、苗木の入手ルート探し

②いちじくという果樹の需要や価値(どんな人に好まれ、どういう店で扱われているのか、飲食店ではどのように調理されているのか)を探る

③慣行農法でのいちじくの基礎的な栽培方法を学ぶ(まだまだもっと)」

というところをやり、

これからは

「植栽計画とそれに伴って圃場作り、苗作り…。」

また、実際に収穫できるようになる前には

「販売ルートを作り(探すのではなく作る)」

↑特にこれは、その商品を欲しいと思っている人が、スムーズに購入でき、それをスムーズに届けることができる仕組みにしなくては。

「いいものを作ったら売れていた時代から、いいものを作って、それをちゃんと届けるまでが「作る」までになっている今。ここが一番大事だと思う。

 

ざっと、こんな感じの話をしたのですが、

マネージャーさんからは「それでは経営がきびしいよ。」「実際には、農作業や収穫が始まったらそうはいかないんだよ。」「10年頑張っても形にならない農家さんが山ほどいる。」

と言われました。もちろん、この方の言っていることは間違っていない。どこに行ってもそう言われ続けてる。間違っていないからこそ「そうですねぇ…。」と愛想笑いをしてしまって。情けない。

「農業10年やって、形にならない」かぁ。と思いながらも、

「じゃあ、大学からの10年間、食のことばっかりやって(栄養学、ローフード、マクロビオティック、グルテンフリー、Vegan)で食の仕事が形になったか?と振り返ったら、自信を持ってなったといえない自分に恐怖。頑張ってたつもりが、ただの学び好きの自己満だったのかもと落胆。

 

さぁ、じゃあ次の10年をどうするか?

アルバイトの面接に行ったら、今後の10年を考えるきっかけを土産に帰ってきた。